(don't get any) Big Ideas

音楽周りのあれこれかれこれ

DÉ DÉ MOUSE "be yourself" release oneman tour @京都メトロ

いやー、最高やったね!いろいろ書くの蛇足な気もするけど楽しかった思い出をつらつらと。

 


雨の鴨川 to メトロ

2日前に存在を知ったこの公演。金曜夜に京都メトロでDÉ DÉ MOUSEのバンドセットワンマン… 最高じゃねえか… 秒でチケットをとる。わくわく、わくわく。

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当日はあいにくの雨だったけど雨の鴨川もいい感じ。

メトロ着いたら早速目に飛び込んできたbe yourselfのジャケ。このジャケめっちゃ好きなんよなあ。ポケモンとかのデザインしてる人の作品らしく、鮮烈でキャッチーなんだけど変に煽情的にならないのがDÉ DÉ MOUSEのイメージとマッチしててとってもいい。

 

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そして来るの3回目だけどやっぱり京都メトロ大好きだ!地下鉄と地上の間っていうここしかない外観もザ!クラブ!って感じの猥雑な雰囲気も僕の中で理想のパーティ空間だ。ここでDÉ DÉ MOUSE… わくわく。

 


いよいよ!be yourself!

ウイスキーを飲んでいい具合に期待感が温まったところでいよいよDÉ DÉ MOUSEが登場。今回は彼のトラックとキーボードにバンドセットの3人を加えた贅沢な編成だ。

さっそくはじめるのかと思ったら「京都の人ー!大阪の人ー!あ!神戸の人ー!あと、、」と近隣の県から来たオーディエンスに声をかける。岡山の人とかいるのか?いやいるだろうな、そんくらい期待感が高まってる。しっかしゆるい人やなあ。場を和ますためとか自分で言うなよ笑 まあ思惑通り場も和んだところでいよいよスタート(ところで和歌山言ったっけ?笑)。

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いや、凄い… 正直彼1人のビートだけで十二分に踊れるくらいなのに、キックの音がズンズンとのってきて音の圧が身体を揺らす!バリバリのスラップベースと小気味のいいカッティングギターも音像に厚みをもたらしててめっちゃ分厚い!そしてレーザー6台を駆使した鮮烈なライティングが嫌が応にも感情を刺激する。エモい… エモ過ぎる…

畳み掛けるように新作『be yourself』から次々と披露、そしてそのたびに湧き上がる歓声。前作『dream you up』では今までのエキゾチックでどこかインテリジェントなイメージから、王道のEDM的マナーにのっとった素直な"楽しさ"に振り切れてきたDÉ DÉ MOUSE。今作ではその路線はそのままにお家芸であるカットアップされたヴォーカルを全面的にフィーチャーしている。


この歌ともいえない声がまた感情を掻き立てる。声を介した超言語的コミュニケーションとでも言おうか。断片的な言葉が彼の身振り手振りとハミングを通して"歌メロ"とか"フレーズ"と認識される前に潜在意識にダイレクトにぶつかってくる。彼のハミングも多分歌ってるわけではないが、僕もわけもわからず声にならない声が出てくる。多分普通の"歌"ではこうはできない。これがDÉ DÉ MOUSEだ。

 

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途中冗談なのかなんなのか「去年『dream you up』でデビューして今年2ndアルバム『be yourself』をリリースして…」などと言っていたが、それがあながち冗談にも聞こえないくらいアップデートされた新生DÉ DÉ MOUSE。「次が最後の曲です」と言われた時お世辞ではなく本心から出る「えーっ!?」という声。もうそんなにたったの?はやすぎる…


そんなこんなで本編最後は表題曲be yourself。「僕が最高なことをするだけ」という彼の言葉通り、圧力からも形式からも解放されたそれぞれが自分らしく叫び手を振り上げ踊りまくった最高の時間。アンコールではお馴染みの「DJ!」から1曲だけ披露されたが本当にこの時間が終わってしまうことが名残惜しい… 名残惜し過ぎる… それはまるで一瞬で過ぎ去ったこの夏のようだった。いやー、最高でした…!

 

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音楽って最高…!

汗をかき過ぎたので着替えがてらグッズTを買いに行くと本人が気さくにファンと話してる。「最高でした!!」「うん!僕もそうだったと思う!」 この謙遜しない感じいいなあ… 本当に最高でした!ありがとう!音楽って最高に楽しいなあ…!


そしてこの公演は9/14に渋谷O-EASTでも。こんな最高な夜はそうそうないよ。まだ聴いてない人は『be yourself』を聴いて、魅了されたらチケットをとろう!今すぐ!