RADIOHEAD@Lollapalooza Berlin のセットリストを見て思ったこと
先日9/11はドイツのベルリンでロラパルーザに出演したRADIOHEAD。このセトリがすごく豪華なので少し引っ張り出して考察。
とりあえずそのセトリ。
いやはや、ドイツでは現状1公演のみなので当たり前といえば当たり前だけど、サマソニ大阪東京のいいとこ取りという感じで。"Paranoid Android"もやってる。"Everything In Its Right Place""Idioteque""Bodysnatchers"からの本編最後に"Street Spirit"というのも凄い。ここ大盛り上がりだっただろうな。
さて、 サマソニとの比較も含めて今回気になったことは大きく3点。まず、"Airbag"や"Exit Music"をやっていないこと。次に"The National Anthem"をやっていないこと。そして"Creep"が再びセトリに記載されないシークレット曲となっていたこと。
まずサマソニ大阪東京両会場でやった"Airbag"と大阪公演でやった"Exit Music"なのだけど、これは現状全22公演の『A Moon Shaped Pool』ツアーで"Airbag"5回、"Exit Music"7回と非常にレアなものとなっている。"Creep"や"Let Down"(8回)よりもレア。いやー、後述するけもこれは日本を特別に思ってくれた選曲だと思うし、今更ながら感激。ちなみに"Feral"も5回で今ツアーでは相当にレア。大阪で観ることができた人は本当によかったぞ!!
しかし驚きなのが"The National Anthem"をやらない公演があるということ。今調べてびっくりしたのですが、22公演中10回しかやってない。"Paranoid Android"(15回)の方がよっぽどやっている。"The National Anthem"といったら強烈なステージライティングとコリンのベースを中心としたグルーヴが印象に残る、サマソニのハイライトといってもいい曲。おそらく今までやった10公演全てでそういっていいであろう最強の切り札みたいな曲。それをやらない公演があるなんて。「どんだけ贅沢なバンドなんだRADIOHEAD…」と改めて感服いたしました。しっかし大阪東京両公演で観ることができたのは、実はかなり貴重な体験だったのだなあ。
そして一番気になったことは"Creep"がセトリに記載されない曲に戻っていたこと。
(setlist.fmより。@Lollapalooza Berlin)
(@Summer Sonic 東京)
サマソニ東京で"Creep"がセトリに記載されたことは話題になっていたけど、これは今後のスタンダードなのかな?と思っていた。でもどうも東京限定だったよう。これは「日本だしクリープでいいやろ!クリープ!」みたいな邪推もできるけど「せっかく東京でやるんだから13年前最高だったクリープをやろう!」みたいな好意的なものだと受け取っておこう。いやー、やっぱ特別に思ってくれているんだなあ。
ちなみに探してる中で気になったのが次の記述。
(@NOS Alive! ポルトガル)
"Million Dollar Question"(1stのボーナストラック)って。そんなんやったら興奮通り越して「何やってんだ…」ってなりますわ…
それにしてもツアー中固定のセットリストにせず、各国のオーディエンスに合わせたり、よかった悪かったを自己分析しながら試行錯誤を繰り返すRADIOHEADは本当に凄いなと改めて感じるよね。これこそアーティストの姿なのではないか。また会う機会が本当に楽しみになってきた!
それはそうとトムが「来年もライブするかも」って言ってたね。よく考えたら前回のサマソニの翌年も単独公演をしていたので、日本に来るのも普通にあり得ることなんじゃないかな!やっぱフェスもいいけど単独公演!これは俄然期待が高まりますね!またその時に会いましょう!
さてさてツアーセトリの考察をしてきたけどどうだっただろう。サマソニ前まではザーッと見てただけだったけど、リアルタイムで考察するのも楽しいな。残すは来月のメキシコ公演かな?
今回たくさん引用したけどsetlist.fmでセトリ見たり統計情報調べたりするの凄く楽しいし理解も深まるかと思うので興味のある方は是非やってみるといいかと。
以上setlist.fmのステマ記事でした!では!